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プリフロップオールイン確率

テキサスホールデムにおいて、プリフロップでオールインすることはよく起こることです。

フォールドエクイティや相手のVPIPを考慮して、プリフロップでオールインするのは結構有効な作戦だと思います。

今回は最初に与えられた2枚の様々なハンドで、1対1でプリフロップでオールインして勝つ確率を、カードプレイヤーより求めて考察してみます。

 

1、異なった数字の最強ハンド対異なった数字の最弱ハンド

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ストレートやフラッシュも起こりそうなA、Kスーテッド対ストレートのない7、2です。

7、2オフスーツの場合は3回に2回以上負けますが、7、2スーテッドの場合は3回に1回以上は勝つようです。

 

2、スーテッドコネクター同士

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ドミネイトされていないと下位のスーテッドコネクタは上位のスーテッドコネクタに40%近い勝率がありますが、ドミネイトされていると勝率が35%まで下がり、更に1枚数字が被っている場合は勝率27%と極端に勝率が下がります。

しかしこのように最悪の場合でも4回に1回以上の勝率は残されているみたいです。

 

3、Aを含んだスーテッドカード対上位のカードの間に挟まれたスーテッドコネクタ

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Aを含んでいる方が少し強いみたいです。

 

4、バラバラハンド対下位の数字の1枚が上位のカードに挟まれたバラバラハンド

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意外にも下位のハンドにも36%もの勝率があります。

 

5、ペアハンドのスーテッドカードに対する勝率

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ペアハンドの方が基本的には高いですが、上位のスーテッドコネクタ対ドミネイトされていないペアハンドはペアハンドの方がイーブン以下になります。

 

6、ペアハンド同士

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上位のハンドは圧倒的に強く、下位のハンドは20%の勝率しかありません。

 

これらより以下のことが分かります。

一、ペアハンドでない者同士なら、最悪でも弱い方にも4回に1回は勝てるくらいの勝率は残っている

二、上位のスーテッドコネクタ対下位のペアの勝率はほぼイーブン

三、ペアハンドはペアハンド以外のハンドに対してほぼイーブン以上の勝率はある

四、ペアハンド同士なら上位のペアハンドの方が8割方勝つ

五、これらを踏まえてテキサスホールデムの場合、どのハンドでもハンド間の勝率の差はそれほど大きくはない。

例外もありますが、これらの原理は知っておくと実戦に使えます。

 

 

次に少し面白い例を紹介します。

 

使うハンドは4♣、4♦とJ♠、T♠とA♣、K♥です。

それぞれ1対1の勝率は以下の通りです。

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これらはジャンケンの関係に当てはまることが分かります。

WSOPのチャンピオンであるアマリロ・スリムはこのトリックを利用して、この3つのハンドをだけを使って相手に最初に選ばせ次に自分が選び、フロップ、ターン、リバーをディールするというやり方で小遣いを稼いでいたそうです。

 

次に使うハンドはA♣、T♣とK♥Q♥と8♣、8♦です。

それぞれ1対1の勝率は以下の通りです。

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これらより強さは、8♣、8♦>A♣、T♣>K♥Q♥というのが分かります。

しかし3つ巴でやると以下の勝率になります。

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何と関係は逆転してK♥Q♥>A♣、T♣>8♣、8♦になってしまうのです。

これはK♥Q♥は8♣、8♦に対してオーバーカードをヒットさせるチャンスが残っていることと、K♥Q♥はA♣、T♣に対してTをヒットさせられてもまだアウツが残っているためです。

 

ハンド対ハンドのプリフロップオールインと言っても、結構奥は深いことが分かります。

テキサスホールデムいろいろな確率と求め方

このページではテキサスホールデムのいろいろな確率を求めてみたいと思います。

 

ポケットカード(最初に配られる2枚のカード)でワンペアのできる確率

4C2・13/52C2=1/17 (4種類のスイーツから2つを取る組み合わせ・2~Aまでの数の種類/トランプ52枚から2枚を取る組み合わせ。)

 

ポケットカードで特定の数字のワンペアができる確率

1/17・1/13=1/221 (最初の2枚でワンペアのできる確率が1/17だとしたら、さらに数字を指定すれば1/13になるため)

 

ポケットカード(最初に配られる2枚のカード)でワンペアのができた時フロップ、リバー、ターンでトリップス(スリーカード)もしくはクゥオッズ(フォーカード)になる確率

1-48/50・47/49・46/48≒0.11755(大体9~10回に1回と考えればいい) (逆にフロップ、リバー、ターンでトリップスもしくはクゥオッズにならない確率を求め1から引いてやればよい)