テキサスホールデムというのは、基本的には自分のカードの方が強いと思えばベットして、相手に逆転の余地を与えないゲームです。
スロープレイというのもありですが、条件が整わない限りはやはりベットしていくのがセオリーです。
ここではカードをプロテクトする例を紹介します。
捲くられる余地のあるツーペア
キャッシュゲーム$0.08/0.16
プリフロップ
U$39.47
H
D
S
B(私)$20.81 A♣、8♣
VPIP35、PFR28のそこそこアグレッシブなプレイヤーがUから$0.48へオープンしました。
H、D、Sとフォールドし、私は$1.62へ引き上げました。
Uはコールでついて来ました。
フロップ$3.32 8♠、9♥、A♦
ツーペアをヒットさせた私は$1.86をベット、相手は$3.84へリレイズしてきました。
相手の強いアクションから考えて、相手がAを持っていたらもう1枚のカードも絵札の可能性が高く、ターンかリバーでそれらが落ちるのは見たくありません。
私がボードにある2枚をヒットさせたため、相手がセットになっている可能性は低く、私はオールインしてこのハンドをプロテクトすることにしました。
相手は少々考えてフォールドしました。
プリフロップ、フロップと相手のアクションが強い場合には、本物のカードである可能性が高いです。
こういう場合はポットも大きくなっているため、もし自分のカードの方が勝っていそうなら、ナッツでもない限りはオールインして自分のハンドをプロテクトする方がいいです。
間違ってもスロープレイして、相手にフリーカードを与えてはいけません。