2枚のポケットカードがペアになる確率は1/17です。
AAやKK、QQならプリフロップオールインで、TT以下ならコールしてセットを狙うかベットして相手をフォールドさせるかなのですが、JJというのは意外に中途半端で扱い方が難しいハンドです。
経験的にはJJがハンドはあまり勝った試しがありません(笑)
JJは絵札で一見強そうなハンドですが、TT以下と同じように扱った方が無難だと考えています。
今回はこのJJハンドでのプレイを考えてみます。
プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)
プリフロップ($0.24)
シート1(SB)
シート2(BB)(私)J♣、J♥
シート3
シート4
シート5
シート3が$0.48へレイズ、シート4がコール、シート5、1がフォールドしてアクションは私に回ってきました。
JJではフロップでAかKかJが出てしまえば、それほどえばれたカードではないので私はスクイーズ狙いで$2を3ベットしました。
するとシート3がオールイン、シート4がフォールドして再びアクションは私に回ってきました。
私はすごく迷ったのですが、結局はフォールドしきれずにオールインコールしてしまいました。
ショーダウン($22.62)
フロップで8♠、A♣、8♥で、ターンで6♣、リバーでT♠が落ちました。
相手はA♦、K♣を開きAをヒットさせた相手が$21.6(レーキ$1.02)を獲得しました。
レースの勝率はそれほど悪くなかったのですが、それでもA、Kハンドに5回に2回は勝たれてしまいます。
またクイーン以上のペアに対して、5回に4回は負けてしまいます。
こう見るとJJは見た目ほど強いカードではないことが分かります。
プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)
プリフロップ($0.24)
シート1
シート2
シート3
シート4
シート5(SB)(私)J♥、J♦
シート6(BB)
シート1、2がフォールド、シート3が$0.48へレイズ、シート4が$1.44へリレイズしてアクションは私に回ってきました。
私は$4をレイズしました。
シート6、シート1がフォールドしてシート4がコールしてきました。
フロップ($8.64)K♠、Q♠、A♠
最悪のフロップで私はチェックせざるを得ませんでした。
相手は$5.28をベットしてきましたが、私はフォールドせざるを得ませんでした。
相手は$8.25(レーキ$0.39)を獲得しました。
この例でもやはりJJがそれ程強いカードではなくなっていることが分かります。
これらを踏まえまして、JJは比較的トラブルハンドになりやすいということが分かります。