アフィリエイトの誇大広告規制

我々アフィリエイターは、提携している広告主の商品を自分のブログやホームページから買って貰ったら、その売り上げの一部が報酬として貰えます。
2000年から始まって、2020年の国内アフィリエイトの市場規模は3258億円、2024年には4951億円に広がる見込みです。アフィリエイターは全国に少なくとも数十万人いるとみられており、本業から副業まで、個人から法人に至るまで多く存在します。

我々アフィリエイターの仕事は基本広告主の商品のレビューです。しかし報酬を得たいがために誇大な表現で宣伝するアフィリエイターも少なくありません。また広告主側も販売ページが誇大になりやすく、2020年日本広告審査機構に寄せられた、ネット表示に対する苦情は2019年から4割増の5531件となっています。これらをめぐって消費者庁は10日、アフィリエイト広告の監視強化などについて協議する有識者検討会を初めて開き、悪質な広告を防ぐための対応策を年内にも取りまとめる方針です。

私もこれは10年以上も前から疑問に思っており、特に情報商材の販売ページ(セールスレター)等は過激なのが多く、これは法律に引っかからないのかっと思っていました。商品の内容が販売ページの説明と矛盾しすぎているのです。かく言う私もアフィリエイターにそそのかされて、随分詐欺まがいのもをネットで購入してしまいました。あまりにも酷いものは返金請求したこともあります。10年も前ですが、その頃私は自分なりに、ネットは法の及ぶ範囲ではなく、騙された自分が悪いんだなんて思っていました。それと同時に私はネットは嘘の情報が多いというイメージを持ちました。
尚アフィリエイトを知ったのもこの頃で、実際アフィリエイターになってみると、確かに如何に商品を購入してもらえるかに腐心する心境にも陥ります。これは良心と罪悪感との闘いなのですね。

しかし私はネットは情報を集めるツールであって、嘘のごみ箱であってほしくないので、今回の対応策は望むところです。このブログでも商品をレビューしますが、あくまで自分自身が使ってみてどうだったか、本音で語るのをコンセプトに運営しています。多少の脚色はあるかもしれませんが、心にもないことを書くのはつまらないし、長続きもしないものです。