AJPC2015東京予選体験記

4/11にAJPC2015東京予選に参加してみました。去年はビッグサイトだったのですが、今年は浅草の産業貿易センター台東館で行われました。これでライブポーカーは2回目です。11:30頃に到着したのですが既にAグループは開始されており、私はsit&goのEグループへ割り振られました。去年同様参加者は多かったです。

始まるまで1時間以上掛かると言われましたので、雷門で昼食をとることにしました。雷門は狭い通りお店が密集しており、一年中お祭りという雰囲気でした。カップルや友人連れ家族などが多く、外国人観光客が多いのも目に付きました。お食事処では天丼屋が多いのが目に付きましたが、ゲームの前では少し重い感じですので釜飯屋に入りました。炊き上がるのに少し時間が掛かり、会場へ戻ってみましたら既に始まっていました。

関係者へ言って席へ連れて行って貰い、漸く座席に着きました。10人一グループで、私が席に着いた時はチップが75ほど無くなっている状態でした。チップは一人3000持ち、ブラインドは25/50からのスタートで、20分毎にブラインドは上がるみたいです。進行状況は幸い目の前にあった電光掲示板を見れば分かりましたので、ゲームは既に一周通過してブラインド分が引かれたことを理解しました。暫らくは参加するに足るカードは配られませんでしたので、フォールドマックして他のプレイヤーの観察に努めました。気づいたことは自分の両隣のプレイヤーと真向かいのプレイヤーが割りとルースパッシブに参加してるなということです。ここまではその作戦は功を奏しており、3人共スタックを倍以上に増やしていました。

開始から20分くらい経過してブラインドが50/100へ上がった時、JJが配られ参加してみる気になりました。私がアーリーポジションから300へ引き上げ、ビッグブラインドの人だけがコールしてきました。2人のヘッズアップでフロップはQ、6、4レインボー(スーツがばらばら)でした。ややタイトと見られるポーカーフェイスの相手はチェックしてきました。Qを持っている可能性も低いだろうと思い、500をベットすると相手はコールしてきました。ターンでは9が落ち、相手はまたもチェックしました。ドローは考えにくく相手はQを持っているのかなと思い、私もチェックで止めてポットをこれ以上大きくしないように努めました。リバーではTが落ちました。ここで相手は750をベットしてきました。自分の倍くらいのスタックを持つ相手のこのプレイをどう評価していいか分からず、考えた末にコールしました。相手はKQオフスーツを開きポットを持っていきました。私ならAが落ちるのを恐れベットするのですけど、こういうプレイをする人なんだなということを心に留めておきました。

それからAK、AQのハンドでチップを回復し、ブラインドが75/150へ上がった時、ボタンの席でQQが配られました。リンパーが一人いる中、私は400へ引き上げました。私の左隣のルースパッシブのプレイヤーがコール、ビッグブラインドとリンパーはフォールドしてしまいました。フロップでQ、J、9レインボーが落ちました。相手はチェクしてきました。ストレート以外なら勝てそうですが、相手のここまでのプレイを観察すると、KTオフスーツもレンジ内に入っています。私は考えた末に500をベットすると、相手はいきなりオールインしてきました。口元がきっと引き締まったような感じがして、その表情からは自信が伺えました。

私のスタックは3000くらいでしたが相手はその倍以上で、コールして負ければここで敗退となってしまいます。正直嫌な予感がしました。しかしフロップでストレートができる可能性はそれほど高くはなく、ドローもしくはJか9のセットの方が可能性としては高そうです。「よし、化けの皮を剥いでやる。」と思い、コールしました。相手は軽やかな手つきでカードをひっくり返し、私の期待を裏切るKTを見せました。「しまった。」と思いましたが、まだアウツは7枚あります。しかし残念ながらターンとリバーではブリックしか落ちず、ここで私のAJPC2015は終わりました。他のプレイヤーは苦笑していました。

負けはしましたが、全力は尽くせたと思います。後でAJPC公式ホームページを見てみますと、先程のKQオフスーツの人と他の同テーブルのプレイヤーが予選を勝ち上がっていました。

本選も頑張ってほしいです。私はよくフリー雀荘へ行って麻雀をやりますが、ポーカーは麻雀よりも奥が深い感じがします。特にリアルポーカーはオンラインと違い相手との距離が短いですので、伝わる情報量も多く面白いです。早くカジノが解禁して、ポーカールームが雀荘のように至る所にできてくれればと思う今日この頃です。

2015ajpc1

大会前に食べた五目釜飯(梅)と焼き鳥2本です。とても美味しかったです。