2024.7.4(木)横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」に行ってみました。入口ではカスタム君がお待ちしています。
開館時間:10:00~16:00
休館日:年末年始
料金:無料
海外旅行に行くと必ず検疫と税関を通過しなければなりませんが、ここではその税関に関してのいろいろな物が展示されています。1859年日本は開国しましたが、違法な物(テロ関連物資、覚醒剤、偽ブランド等)の輸入を取り締まるためや、輸入品の関税を徴収するため税関は存在します。以下、横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」の展示物の一部を紹介します。
横浜港と貿易立国・日本をグラフィック年表で見ることができます。戦前は生糸を主に輸出していたことが分かりますが、近くシルク博物館があり、関連性があることに気づかされました。戦後は自動車になるのはトヨタを見ても頷けます。つまり円安になると自動車産業は儲かるのですね。一方輸入は今も昔も資源やエネルギーが主で、日本は国土が狭く資源やエネルギーに恵まれていないので、どうしても輸入に頼らざるを得ないというのが分かります。
社会悪物品の一つ覚醒剤です。麻薬探知犬で探索するようです。犬の嗅覚は現代の科学機器以上なのですね。
ブランド品や著作権等は知的財産と言われ、偽ブランドや海賊版等も取り締まっています。エルメスのシューズで左が偽物、右が本物ですが、素人目では違いは分けれどもどちらが本物かは分かりません。こういうものはなるべく正規の店で買った方がいいですね。
絶滅の恐れのある動植物はワシントン条約で規制の対象となっています。剥製も含まれます。
1時間もあれば十分見て回れます。無料の割にはとても面白かったです。国の安全と平和と秩序を守るために税関がいかに重要かが改めて分かりました。一回クイーンの塔から横浜港を眺めてみたいですね。
側の横浜港です。向こうに赤レンガ倉庫が見えます。