在原業平生誕 1200年記念 特別展 伊勢物語 を根津美術館で見てきた感想

2025.11.28(金)在原業平の特別展が根津美術館でやっていると広告を見て興味があったので見てきました。JR渋谷駅から青山に向かい表参道の交差点を右折して根津美術館へ向かいました。根津美術館は今年2回目です。途中でヨックモックで素敵なランチを食べてから見に行きました。

根津美術館へ行ってみると平日にも関わらず思ったより人が多かったです。特に外国人観光客が目立ちました。特別展は展示室1・2・5で開催されていました。写真撮影禁止なのでご了承下さい。私の在原業平に関する知識は、伊勢物語の主人公、平安時代の色男、六歌仙の一人、平城の孫、百人一首にも出てくる「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれないに 水くくるとは」とこんなとこです。

特にこの百人一首の歌が好きで神歌だと思います。伊勢物語は125の章段からなる物語ですが、私は東下りしか知りませんでしたが、八橋と、宇津の山、富士の山、都鳥と知っている場面の図はみなありました。他にも梓弓、立田越えと聞いたことなある場面があり、これらは伊勢物語の一場面だったのかと思いました。音声ガイダンスを借りて2周したので満足しましたが、一層伊勢物語を読んでから行けばもっと面白かったと思いました。在原業平の人間像がある程度分かって良かったです。大体想像通りでした。

しかし伊勢物語は鎌倉時代、室町時代、江戸時代といろいろな時代で文学美術として取り上げられており、それだけ重要な位置づけだったんだなっと思いました。それらの時代を通して平安時代の一場面を見ている感じでいろいろな角度から見れた感じがしました。これだけの作品をよく集めることができたなっと感心しました。12月7日までの期間限定開催ですので是非見にいくといいと思います。

最高の休日でした。