2026.8.28(金)東京国立博物館に、弘法大師生誕1250年記念特別展「空海と真言の名宝」を観に行きました。


平日の午後にも関わらず大変混んでいました。入るのに25分くらい待ちました。
チケット2300円、音声ガイド貸し出し700円でした。私はこのような所へ行く時いつも音声ガイドを借りることにしています。そちらの方が説明文を読むより楽だからです。会場内は最後の一室を除き撮影禁止でした。
最初に観たのは弘法大師坐像でした。頭の形が立派で触れてみたいと思いました。勿論全ての作品は窓越しで触れることはできません。金剛峯寺所蔵ですが、実は私はそこへ来週行く予定です。行く前に少しでも勉強しておきたいと思い来たのです。
次の三十帖冊子(仁和寺)には空海直筆と見られる冊子がありました。当時はまだ平仮名が無く、大陸から伝わった漢字だらけの文でした。墨で書いたため字の濃淡が印象に残りました。三筆(空海、嵯峨天皇、橘逸勢)の一人の筆跡が見れて感激しました。会場の中も混んでおり、人だかりが中々動かず見るのにも苦労しました。空海を厚く信仰した後宇多天皇の筆跡(大覚寺)もありました。仁和寺も大覚寺も今年の春の京都旅行で訪れており、空海と関わりのある寺だったことが分かりました。金銅錫杖頭が真ん中に展示されており立派だったので見入ってしまいました。五大尊像(醍醐寺)もあったのですが中でも不動明王を観た時、醍醐寺にあった不動明王を思い出しました。
高雄曼荼羅像を見た時はあれかと思いました。大日如来を中心とした胎蔵界、金剛界の密教の世界観を著している図です。曼荼羅の中の仏を一体毎に手書きしたものもありましたが、その中には半獣半人の像もあり、如何にも仏教がインドから伝わったという名残も見受けられました。密教はその世界観を文字にすることは難しくそれは正に芸術なのだという言葉が心に残りました。
他にも大日如来坐像、如意輪観音像、愛染明王坐像と言った秘仏も見ることができ大変満足でした。秘仏ともなると年に一回くらいしか公開されていなく、そこへ行っても大体見れないものです。

これは最後の部屋で写真撮影可能な場所です。これは立体曼荼羅ですが、中央のが大日如来です。左手の人差し指を右手で握るような独特のポーズです。

愛染明王坐像。西大寺に愛染堂というのがありましたが、西大寺も空海と関わりのある寺だったようです。如意輪観音も6本の手がありましたが共通するものを感じました。来週は高野山へ舞台を移しゆっくり密教の世界を味わいたいと思います。





