FXの含み損100万円を耐える

100万円を超えてしまったFXの含み損

久しぶりに記事を更新します。今年は随分と円安が進行しました。原因はアメリカのインフレに基づく政策金利引き上げと、日本は金融緩和を続けるという姿勢から金利差が大きくなったことが原因です。アメリカはコロナ後インフレに見舞われ、更に今年のウクライナ侵攻による物資の輸入額が大幅に増加したことから、物価が拍車を掛けるように上昇しました。これを抑えるためにFRBは政策金利(短期金利)を引き上げ、金融引き締めを行っています。

これは今年2022年の主要国政策金利一覧ですが、アメリカは現在3.25%と2月から3%も金利を引き上げたのが分かります。一方日本は大規模金融緩和を継続しており、マイナス金利のままです。これでは当然金利の高いドル買いに向かうのは自然な流れです。

これは今年2022年のドル/円の月足ですが、ロシアによるウクライナ侵攻が起こった直後の3月からドルがどんどん上がった(円が下がった)のが分かります。

タイミングの悪いことに私は2月17日ショート(売)に3lot(30,000ドル)ほどポジションを持ってしまったのです。現在は148円まで円が下がってしまいました。買った時に比べて33円ほどドル高になってしまったのです。つまり30,000×33=9,900,00円の含み損です。そして金利差でこのポジションを1日保有しているだけで400円かかるのです。これをスワップポイントといいますが、これが4万円超えで合わせて1,033,107円と100万円以上の含み損となってしまいました。125円になった辺りで損切りしておけばよかったと後悔しましたが抱えてしまったものはしょうがないです。ここまで急速にかつ一方的に振れるとは思ってもみなかたのです。これが為替相場なんですね。

日本が金利を上げない(上げれない)のであれば、アメリカのインフレが収まって金利を引き下げるのを待つよりありません。今現在私はスワップを帳消しにするために148円で5lotほどロング(買)にもポジションを持っています。このまま暫く円安の傾向は続くと思いますが、円高に振れた辺りでロングを決済して、この含み損を減らしていくということになります。

よって暫くはチャートから目が離せません。ポイントは政府日銀による為替介入です。

これはドル/円の日足です。政府・日銀は9月22日(145円を超えた辺り)と10月21日(151円を超えた辺り)に為替介入を行いました。これは円を爆買いしたということで、一時的に5円も円高に振れました。昨夜アメリカの長期金利が下がったため現在少し円高に振れていますが、アメリカが短期金利を下げない限りは円高の傾向は続くと思われます。先にも言ったようにスワップポイントもばかにならないからです。1日1lot保有しているだけで133円もスワップポイントがつきます。これだけつきますとポジションが持ちやすいのです。円高が続くとして次に政府・日銀はどこで為替介入に踏み切るかですが、私の予測では155~156円の間だと思われますので、この辺りで一回決済する予定です。また1回の介入で5円下がるということは分かりましたので、5円下がった付近でポジションを再び取ろうと思います。

財務省は10月31日、直近1カ月(9月29日~10月27日)で総額6兆3499億円の為替介入を実施したと公表しました。1カ月の円買い介入としては過去最高額で、その本気度も伺えます。

覆面介入

ここのところ気になるのが政府の覆面介入です。覆面介入とは為替介入したと明かさず密かにやることです。現在のトレンドは金利差によるドル高方向で間違いないのですが、最近一時的に妙な円高になることがちょくちょくあるのです。これが為替介入をしたのではないかと言われるわけです。

これはドル/円の4時間足ですが、こんな動きですね。これに対して財務省はノーコメントとしています。為替介入をした場合は、市場はすぐに戻るとあまり警戒せず、効果は一時的かつ限定的ですが、為替介入をしないで円高に振れれば、トレンドが切り替わったのではと市場に警戒感を与える効果があります。現在ただですらドル高なのに、一時的とは言え円高に向かう中ドルを買うのはちょっと躊躇われるものがあります。しかし私の考えでは、日本は貿易収支も過去最大の赤字で、輸入品に対してドルが必要なので、やはり暫くはドル高に向かうことが予測されます。