東京国立博物館 常設展を見てきました

2023.12.2(土)東京国立博物館に行ってきました。日本で最も長い歴史を持ち、所蔵品は12万件を超えています。初めてでしたので常設展を回ることにしました。入場料は大人1000円でした。尚特別展は別途金が必要です。敷地はかなり広く本館、平成館、東洋館、表慶館、資料館、法隆寺宝物館、黒田記念館とあり、庭園もあります。

本館

正面から入りますと大きな建物が見えますが、これが本館です。2Fは日本美術の流れとして時代順に展示されていました。

縄文時代の土器、弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪です。

屏風画や仏像等いろいろありましたが、私には歴史の知識が無いので猫に小判みたいなものでした。歴史を勉強した人達は楽しめると思います。

平成館

本館から平成館へは渡り廊下を通っていけます。1Fは考古学展示になっていました。

盛装女子の埴輪です。女子像の全身像は珍しいようです。

銅剣

銅鉾

銅戈

これらは弥生時代の祭器に使われていたようです。

これは弥生時代の土器で、縄文時代のものと比べ、シンプルで実用的になっています。左が壺で、右が甕です。壺は貯蔵用、甕は煮炊き用です。

埴輪は古墳時代に古墳の装飾品として作られたものですが、当時の風俗を知るのに重要なものとなっています。

古墳時代の土器で須恵器とよばれるものです。朝鮮系の土器で、薄くて頑丈です。他にも三角縁神獣鏡等教科書に出ていたものがありましたが、写真撮影は禁止でした。

平成館の外観です。2Fではやまと絵の特別展示が行われていました。

表慶館

これは表慶館の外観ですが、日銀の建物によく似ているなっと思いました。特別展示のため、中には入りませんでした。

東洋館

アジアンギャラリーです。

いかにも東洋らしい文化で日本のアートとはまた異なる感じでした。他にもミイラなども展示されていました。

庭園

本館の裏には立派な庭園がありました。紅葉は終わり冬支度を整えている感じでした。館内とは対照的に人が少なく閑静でした。

法隆寺宝物館

正門に戻り本館に向かって左に行くと法隆寺宝物館があります。

これは国宝の竜首水瓶です。ペルシャの水差しをイメージしませんか。ヘレニズム文化の影響を受けている感じがしました。

まとめ

全部は見切れませんでしたが、それぐらい広い所でした。1000円で半日は楽しめると思います。歴史の勉強をもっとしておけばこういう所はもっと楽しめたんだろうなっと思いました。